きょう、長崎原爆の日
2016年8月9日 中国新聞
長崎は9日、被爆から71年目の原爆の日を迎えた。
長崎市松山町の平和公園で、平和祈念式典が営まれ、投下時刻の午前11時2分に黙とう。
田上富久市長は、平和宣言で、オバマ大統領の広島訪問を評価し、核兵器保有国の首脳らへ、被爆地入りを求める。
8日は市民らが市内各所で関連行事を実施した。
祈念式典には、安部晋三首相ら、各国の代表らが参列する見通し。
米国のケネディ駐日大使は、6日の広島の平和記念式典に続き、公務を理由に欠席する。
平和公園では8日夕、地元の小学生らが約4500本のキャンドルに灯をともし、黙とうした。
長崎市の白浜文代さん(72)は
「1歳で被爆し、今も飛行機の音が怖いことがある。同じような経験を子供たちにはしてほしくない。」と語った。
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