Wednesday, July 5, 2017

基町高校の18人 「原爆の絵」完成 「悲惨さ感じて欲しい」
18 Motomachi High School Students accomplished their works of “Hibakusha”
Want to have many people to know the tragedy of A-bombing

中国新聞 201775

           

基町高(広島市中区)創造表現コースの2318人が、被爆者8人から聞き取った体験談を基に描いた「原爆の絵」18点を完成させた。
4日、同高で完成披露会があった。

18人は77~91歳の被爆者から話を聞き、資料を調べるなどして構想を練った。

1年をかけ、電車の中で吊り革を持ったまま亡くなった人や、遺体収容所になった学校のグラウンドなど、ヒバクシャ一人につき1~8点を仕上げた。

3年黒川奈夏さん(17)は、中区の太田金次さん(77)が被爆当日に天満川で見たという、多くの遺体が流れる様子を描いた。

「焼け焦げた人をどう表現するか悩んだ。多くの人がこれを見て悲惨さを感じてほしい」と黒川さん、太田さんは「感謝している」。
修学旅行生への証言で活用したい」と話した。

この取り組みは、被爆体験の継承をめざし、原爆資料館(中区)が2007年度から同校に依頼し10回目。

これまでに54人の証言をもとに、116作品が描かれた。

812日、13日には、全作品を中区のアステールプラザで展示する。

Nuclear and the Humankind cannot Co-exist Nuclear Victims Forum  / 竜安寺石庭 Ryoan Temple Stones Garden 

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