Thursday, May 21, 2020

Gassho合掌
鎮魂 命の記憶めくる
原爆死没者名簿118冊 風通し
118 books for 319,186(⇒324,192<2020.8.6>) hibakusha.

中国新聞 2020521

118 books for 319,186 hibakusha
広島市は20日、中区の平和祈念公園で、原爆慰霊碑に納めている原爆死没者名簿に外気を当てて湿気を取る「風通し」をした。新型コロナウイルスの影響で例年と比べて見学者が少ない中、マスクの姿の市職員が昨年より2冊増えた名簿118冊のページをめくった。

市職員の19人が原爆投下時刻の午前815分に黙とうをした後、作業を始めた。

118冊のうち広島分は116冊ある。
昨年と比べ、新たにヒバクシャ(hibakusha)5068人分の名前が加わり、319186(⇒324,192<2020.8.6>)人となった。
残る2冊のうち1冊は長崎分で、一人増しの10人の名前が載る。
もう1冊は「氏名不詳者多数」と記される。

小学生の孫と作業を見守った胎内被爆者の主婦、小西ヒサ子さん(74)は、昨年に亡くした母親の名目が記載された。
86日が忘れられないよう、若い人に平和の想いを引き継いでいってもらいたい。」と孫の手を握った。

広島分の最新の1冊と長崎分の1冊を除く116冊は石室に戻された。
新たに死亡が確認されたが、昨年86日以降に亡くなったヒバクシャ(hibakusha)を記帳し、今年の86日の平和祈念式典で奉納される。

registering new names of hibakusha(2020.6.6)
Koreans & other hibakusha